webサイトを作る時のヒアリングシート【無料テンプレあり】
ニャン花子が使用している、webサイトを作成する際の、ヒアリングシートを公開します
「webサイトを作ってほしい」と依頼が来たら、「何から決めればいいの?」「何を聞いたらいいの?」と最初はとまどってしまうかもしれません。
初見のお客様の場合に「どんなことをwebサイトで実現したいのか?」「今はどんな状態なのか?」を把握するために、「まずはコレだけは聞いておきたい!」という項目を、ヒアリングシートにまとめました。
webサイトを作るときのヒアリングシート( テンプレート無料配布)
webサイトの制作依頼時の、まず確認しておきたいヒアリングポイント
webサイト制作のヒアリングシート テンプレート
要件定義テンプレートはこちらから(Googleのドキュメントです。コピーしてお使いください)
今回は、ヒアリングシートを2枚ご用意しています。
1枚目は、お客様の事業やブランドについて全体像を把握するためのもの。
2枚目は、webサイト制作時に確認しておきたい内容を把握するためのもの。
どちらも内容を、ご紹介していきます。
ヒアリングシート(ブランディング、ペルソナ)雛形
こちらのシートは、お客様の事業やサービスについて、ヒアリングしていくシートになります。打合せで口頭で聞きながら記載したり、お客様にあらかじめお渡しして、記載していただくのもの良いと思います。
踏み込んだ内容を伺う場合もあるため、
冒頭で、「ヒアリングシート についての秘密保持について。」を記載しています。不要であれば削除ください。
事業の強みや、競合を伺います。
以外と言語化されていないことが多く、お客様の中でも迷われる場合があります。
サービスや事業の強み・魅力が沢山ある場合でも、まずは3つまでに絞っていただいて、「推しは何か!?」をしっかりと突き詰めることが、サイト制作にも役立つのでオススメです。
次に「お客様について」を詳しく聞いていきます。どんなお客様と、どんなエピソードがあったのか?
これは「良いエピソード」「悪いエピソード」どちらも伺っておくことで、webサイト制作時に「補強」や「改善」を行う提案のヒントにもなります。
例えば「サービスの使い方が難しい」という要望が多ければ、「FAQページを充実させる」といった提案や、「問合せが電話だけで不便」という要望が多ければ、「チャットや問合せフォームの導入」といった提案などが、できるかもしれません!
最後に、webサイトへの要望をざっくりと伺います。(より詳しい内容は、次のヒアリングシートで聞きます)
まずは、「何に使う?」のかと、「現状のサイト有無」などについて、簡単に聞いておきましょう。
ヒアリングシート(ホームページ関連) 雛形
ヒアリングシート2枚目は、webサイトについて絞ったより細かい要望を聞いていきます。
「見積りを出してほしい」と言われた場合は、こちらのシートもある程度埋まっている方が、個人的には見積りが出しやすいです。
すでにwebサイトをお持ちのお客様には、「どうやって運用してるの?」を確認できる内容となっています。
もし今回新規で制作される場合は「運用者がどれくらいの知識を持っているか?」の確認にも使ってください。
FTPやSEOなどを知っている担当者であれば、「運用フォローは少なくて良さそう」などの目安がつきやすくなります。
webサイト制作には「キャッチコピー」「ロゴ」「画像」「テキストデータ」など、必要な掲載データが多くあります。
既存のサイトをお持ちの場合は、転載する場合もありますが、
新規サイトの場合や大幅なリニューアル時には、「新しく用意」する場合も多いです。
まずは最低限の「ロゴデータ」「画像」のご用意状況を確認しておきましょう。
またデザインや構成の目安となる「ペルソナ」についても、確認しておきます。
ペルソナが決まっていない場合は、いったんは既存のお客様像をペルソナとして置くのもOKです。「当店の代表的なお客様」を思い浮かべていただき、ペルソナとしてみましょう。
デザインについては、ヒアリング項目や擦り合わせが大変です。まずは、「好きなデザイン傾向」「嫌いなデザイン傾向」の温度感をつかむために、
「好きなサイト」「嫌いなサイト」を挙げてもらいましょう。
その後、「なぜ好き?(嫌い)」まで、言語化していきます。
例えば「色使いが好き」ということであれば、サービステーマカラーと近いかどうか?などを含めて、デザイン時のカラー提案に参考にできます。
もしくは「ごちゃごちゃしていて見づらい」という嫌いなポイントをあげている場合は「スッキリしたデザイン」を、デザイン提案すると良いかもしれません。
まずは簡単はヒアリングシートではありますが、見積り前に聞いておきたいことは網羅されているます。ぜひご活用ください!