Webサイトをクローズする時、気を付けるポイント3つ
Webサイトが不要になった場合に、気を付けるポイントを紹介するにゃん。運用してきたWebサイトは資産にゃん。
Webサイトは新しく作るだけでなく「移設」や「クローズ」することも、多々あります。その際に、単にドメインやサーバーを解約してしまうと、とっても勿体無い!
今回は特にクローズに絞って、気を付けるポイントを紹介します。
「ただ解約すればOKじゃないの!?」と思っていた、あなた。
ちょっと待ったぁぁぁぁ〜!
- webサイトをクローズする時に、気を付けるポイント
- webサイトクローズで、損をしない・後悔しないポイント
- 使用しないドメインの扱い方
- クローズするwebサイトのデータの扱い方
ポイント1:ドメインをどうするか?
webサイトは必ず使用しているドメイン(URLになっている箇所)について、気を付けるべきポイントをQA形式でご紹介します!
- 独自ドメインは解約していいですか?
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クローズするwebサイトで使用していた独自ドメイン。もし、もう使う予定がない場合は、バッサリと解約するのも手です。
ただ、事業やサービスを継続して提供する場合は、年間数百円〜数千円程度のコストであれば、ぜひ継続所有をおすすめします。(個人ブログなどで、もう使用しないということであれば、手放してもOKです。アフィリエイト収入など得ていた場合は、ドメインパワーによっては継続所有がおすすめ。)
- なぜ事業やサービスで使用していたドメインは、解約しない方がいいのですか?
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ドメインは、「長く使用されているドメインほど信頼度が高い」と言われています。(Google検索などでも、優位と言われている)
そのため、長年使用していたドメインを手放すのは勿体無いです。もし、クローズするwebサイトと、同じような事業やサービスを提供するのであれば、ドメインをそのまま使用して新しいサイトを立ち上げるのもオススメです。
- 長年使用していたドメインを手放すリスクはなんですか?
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「長く使用されているドメインほど信頼度が高い」ため、ドメインを手放すリスクをご紹介します。手放すリスクと、継続所有するコストを比べて、どちらが良いか検討してみてください。
ドメインを手放すリスク
- 同業他社やライバル会社にドメインを取得される可能性がある
- エロ系サービスに取得され、ブランドイメージが損なう可能性がある
- 独自ドメインでメールを利用していた場合に、メールの送受信が不可になる
- やっぱりドメインを解約する場合に、気を付けること
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コストがかかる話のため、ドメインをどうしても手放す場合に、気を付けるべきポイントです。
ドメインを手放す際のポイント
- メールを利用している場合は、メールの送受信ができなくなるので注意
- gmailなどへの転送も不可となるため注意
- 契約系に独自ドメインのメールを利用している場合は、必ず登録変更してから、ドメインを解約する
もし独自ドメインを使用していない場合は、webサイトのサービスを解約することで、ドメインも使用不可となります。
その場合は、メールの利用有無だけは必ず確認しておきましょう!
ポイント2:メールの設定について
ポイント1のドメインでも触れていますが、ビジネス利用していたwebサイトの場合は、独自ドメインのメールアドレスを利用していることが多いです。
そのため、取引先やお客様に、ビジネスメールをしている場合は、必ず「新しいメールアドレス」を通知しておきましょう。
ポイント3:webサイトをどうするか
最後に、webサイト自体をどうするか?を検討します。
主な選択肢は3つをご紹介します。
- (残す)webサイトをそのまま残し、「サービスクローズ」や「404」などの案内を表示する
- (転送する)webサイトのアクセスを、他のサイトへ転送する
- (消す)webサイトをごっそり削除する
(残す)webサイトをそのまま残し、「サービスクローズ」や「404」などの案内を表示する
webサイト経由で、新しい案内を出したい場合は、お知らせページを出すのもありです。
例えば、実店舗の引越しの際に、店頭に「移転のお知らせ」ポスターを貼っていたりしますが、あのようなイメージです。
(転送する)webサイトのアクセスを、他のサイトへ転送する
webサイトクローズの場合に、一番多いのは、この転送するパターンです。
新しいwebサイトや、既存の別サイトに、アクセスを誘導(Redierct)を設定します。このredirectを設定する場合でも、転送処理を行うために、しばらくwebサーバーは必要となります。
レンタルサーバーなどを解約してしまうと、転送できなくなります。ご注意ください。
(消す)webサイトをごっそり削除する
転送先もなく、案内もない場合は、ごっそり削除する方法があります。
レンタルサーバーを解約する場合は、解約後に自動で削除されることもあります。
サーバー解約後は、サーバー内のデータにアクセスできなくなりますので、必要なデータがあれば、ローカルPCやクラウドに転送しておきましょう。